Kamvas 13 (Gen3) の使い方と日本語化の設定方法

kamvas13gen3 の使い方と設定方法の解説 便利な課金アイテム

HUIONの液晶ペンタブレット「Kamvas 13 (Gen 3)」の接続方法から初期設定、カスタマイズまでの一連の流れ、英語表記を日本語に直す方法について解説!

「買ったはいいけど、どうやって繋げばいいの?」
「設定が難しそう…」
「立ち上げたら英語表記だったんだけど、どうしたらいい?」

というのも、説明書が簡潔かつ多言語の表記になっていて、PCに慣れていないとうまくできないんですよね。なので、そんな風に困っている方はこのブログを読む価値があるはずです!

申し遅れました。私は現役専門学校講師で、「専門学校講師のイラレさん」と申します。Adobe Illustrator や デザイン系の授業を受け持っていて、YouTubeでも6万人以上を超える方にフォローしてもらえています。

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それでは、さっそく接続と設定の手順を見ていきましょう!

Kamvas 13 (Gen 3) 接続方法の注意点

Kamvas 13 (Gen3)に付属する接続ケーブル一式。HDMIや赤色のUSB端子などが束ねられている。

Kamvas 13 (Gen 3)の箱を開けたら、最初にやるべきことはPCと液タブをケーブルで接続します。箱に入っている、三本に分かれたコードを出します。「3 in 1ケーブル」という名前で、3つの端子すべて接続する必要があります。

Kamvas 13 (Gen3)に付属する接続ケーブル一式。HDMIや赤色のUSB端子などが束ねられている。

↑黒いHDMIとUSBはPCへ接続

反対の3本に分かれているケーブルはPCに差します。HDMIのケーブル・黒いUSB-AのケーブルはPCのUSBに差します。赤いUSB-Aのケーブルは、電力供給するためのものなので、USBのコンセントなどでも大丈夫です。もちろんPCのUSBでOKです。

赤いUSBの延長ケーブルが入っているが、使わなくてもい良い

ちなみに、もう一本入っている赤いケーブルは延長ケーブルです。長さが足りているなら使いません。

ケーブルを接続したHuion Kamvas 13 (Gen3)

3本のケーブルの反対側は、USB-Cになっていて液タブ側のを差し込みます。本体にはUSB-Cタイプのさし口が二つあって紛らわしいですが、上の方に差します(ダイヤルが左側にある状態)。これ間違うと反応しないので注意。

これで接続は完了です。いよいよPC側の設定に進みます。

Kamvas 13 (Gen 3) ドライバーのインストール

Huion Kamvas 13 (Gen3)のドライバーダウンロード画面。Windows、macOS、Linuxの各OSに対応。

次にやることは、公式サイトへのアクセスして「ドライバーのインストール」をします。このドライバーというのは、ペンタブレットをPCに接続するために必要なアプリです。インストール後もペンタブの詳細な設定をすることができます。

  1. 公式サイトにアクセス: まずはHUIONの公式サイトにアクセスし、ダウンロードセンターからドライバーをダウンロードします。
  2. 製品とOSを選択: 製品モデル「Kamvas 13 (Gen 3)」と、お使いのPCのOS(WindowsまたはMac、)を選択してください。
  3. ダウンロードと実行: 最新版のドライバーをダウンロードし、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストローラーを起動します。

あとは画面の指示に従って進めればインストールは完了ですが、これも私がやった時英語でした…。基本的には「Next > (次へ)」→「Install (インストール)」→「Finish (完了)」といったボタンを押していけば大丈夫です。

Kamvas 13 (Gen 3) ドライバーの日本語化

Huion Kamvas 13 (Gen3)が認識されたドライバー画面。右上の設定アイコンからカスタマイズを開始する。
Huion Kamvas 13 (Gen3)のドライバー設定画面で、言語選択のプルダウンメニューを操作する様子。

無事にインストールが終わり、設定画面が起動すると設定画面が英語で表示されます。

パニックになる人もいるかもしれませんが、大丈夫です。簡単な操作で日本語にできます。設定画面の右上にある設定のアイコンをクリックし、「Language」の項目から「Japan」を選択するだけで日本語化できます。

日本語に変更したら、必ずPCを再起動してください。再起動することで設定が正しく反映されるはずです。

Kamvas 13 (Gen 3) ダイヤル設定とカスタマイズ

Kamvas 13 (Gen3)の設定を行う、デスクトップ上のHuionTabletドライバーアイコン。

再起動後、デスクトップに作られた「HuionTablet」のアイコンから、再び設定画面を開きましょう。ここからが、作業効率を爆発的に上げるためのカスタマイズが始まります!

アプリごとに設定をする

Huion Kamvas 13 (Gen3)のドライバー設定画面で、新しいアプリを追加するプラスアイコンをクリックする。
Huion Kamvas 13 (Gen3)のドライバー設定画面で、プログラム一覧からIllustratorを選択している様子。

このドライバーの賢いところは、「イラレの時はこの設定」「CLIP STUDIO PAINTを使っている時はこの設定」といったようにアプリごとに別のショートカットを設定をすることができます。やり方は右上のプラスボタンをクリックして、設定したいアプリを選びます。

HUIONの液晶タブレットKamvas 13 (Gen3)のダイヤルに、拡大・縮小ショートカットを割り当てている設定画面。
Huion Kamvas 13 (Gen3)のドライバーで、ノブキーの回転に拡大・縮小を割り当てるカスタム設定画面。

画面に表示されている液タブのダイヤル部分をクリックすると、そこにショートカットキーに、自分好みの機能を割り当てることができます。例えば、

  • 上のダイヤル: 「画面の拡大・縮小」
  • 下のダイヤル: 「ブラシサイズの変更」
  • 真ん中の5つのボタン: ショートカットキー「取り消し」「ブラシ」「手のひらツール」…

などを割り当てておくと、頻繁にキーボードを触らずに作業を進められるようになります。

1つのダイヤルに4種類の設定ができる

HUION Kamvas 13 (Gen3)のダイヤルに、ブラシサイズの拡大縮小などを割り当てるカスタマイズ設定画面。

ダイヤルはただ回すだけでなく、ダイヤル中央の丸いボタンを押すことで設定を切り替えられます。中央のボタンを押すと画像のような画面になります。上の設定が「Ctrl+ + 」と「Ctrl+ – 」になっていますがこれはイラレでいう画面の拡大縮小です。

で、上下左右で別々のショートカットを設定できます。めっちゃ設定できますね。ぜひ自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズし、最強の作業環境を構築してください。

まとめ:最強のツールで、最高の創作活動を!

お疲れ様でした!これで、Kamvas 13 (Gen 3)の基本的な設定は完了です。

一度設定してしまえば、あとは描くだけ。今回カスタマイズしたショートカットキーやダイヤルは、使っていくうちに自然と指が覚えて、あなたの作業を驚くほど快適にしてくれるはずです。

「実際の描き心地はどうなの?」「ペンの性能は?」といった、より詳しいレビューや使ってみた感想については、こちらの記事で徹底的に解説していますので、ぜひご覧ください。

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